Paul Cox

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ポール・コックス
1959年パリ生まれ。両親はオランダ出身の音楽家。独学でアートを学んだ。
絵画制作が主だが、絵本、舞台美術、ポスターや広告など、活動は非常に幅広い。
多数の絵本を出版しており、日本語にも訳されている「えのはなし」は、ボローニャ国際児童図書展で受賞。
2006年板橋区立美術館の招待で若手絵本作家に向けたワークショップを行った。
ポスターは、パリ市、ナンシーのオペラ座、ジュネーブの大劇場、リールの北劇場はじめ、数多く制作。
舞台美術やコスチュームデザインでは、振付師バンジャマン・ミルピエとのコラボレーションが多く、「くるみ割り人形」(2005年/ジュネーブ大劇場、アモヴェオ(2006年/パリ オペラガルニエ)、「ペトリューシュカ」(2007年/ジュネーブ大劇場)他。アーティストとしては、数多くの美術館で、遊び心あふれる、ビジター参加型の巨大インスタレーションの制作を行っている。Jeu de Construction「構築遊び」(2005年/パリ、ポンピドゥセンター)Méthode「メソッド」(2007年/ルクス・バレンシア)Le Boulingrin de l’oncle Toby「トビーおじさんの芝生」(2008年/ショーモン)など。2013年にはフォンテヴローの修道院で風景画のシリーズを発表した。 日本でも、クリエイションギャラリーG8で2度、金沢のBUH、東京のパール・ギャラリーにおいて個展を開催。日本での広告は、ルミネのクリスマス広告、北陸新幹線開業の広告を手がけた。2017年には日本初の作品集『ポール・コックス デザイン&アート』を出版(パイ・インターナショナル)。2018年にフランス語、2019年にイタリア語翻訳も出版された。
2019年より天野エンザイムのウェブサイト「見えないもので世界はできている」のイラスト制作。同社が出展した「発酵ツーリズム展」(2022年9月17日~12月4日、福井県金津創作の森)のために、アニメーションや、壁面展示用イラストを制作。
2021年11月~2022年1月には板橋区立美術館で個展を開催。
2022年4月より1年間、毎月東京メトロのマナー広告のビジュアルを制作。

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